「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー)を知っていますか?
「7つの習慣」という本をご存知ですか?
自己啓発の本では有名で、全世界で3000万部、日本でも累計200万部も売れている(2018年)というすごい本です。
私の場合はAmazonのおすすめ本などでこのインパクトのあるコヴィー先生の表紙の本を見たことはあったのですが、堅そうだし読みこなせないだろうなと思い、スルーしてきました(^^;
しかし今回、2020年に個人で、2021年には会社向けの「7つの習慣実践会」に参加する機会があったので、せっかくの機会だということで参加させていただきました。
今回はその感想を書きたいと思います。
「7つの習慣実践会」とは
さて、「7つの習慣実践会」とは何ぞや、という話ですが
簡単に言うと「この難しい本をみんなで頑張って読んで、実践していこう!」というような会です(たぶん)。
認定されたファシリテーターさんのもとで、各自で決められた日までに本を読んでそして感想やどのように実践したかを述べあったりするような内容です。
この「難しい本を読む」というのが、もう、どうにもこうにも読み始めると5分で眠くなるもんで・・・・
オーディオブックを車で聞いてみたり、中田敦彦さんのYouTubeでも解説があったのでそれを見てみたりいろいろしましたがいまいち頭に入ってこないですね(^^;
最終的には立ったまま声を出して読む、というスタイルに落ち着きました。
この本を読みこなせばあらゆる悩みが解決するということなので、
しっかり学ぶに越したことはないのですが
体が活字を拒否してしまう次第でございます・・・・(泣)
今この本を手に取っても、500ページ強のこの本を良くもまぁ読んだなぁと自分を褒めてあげたいです。
「7つの習慣」を読んで印象に残っているキーワード
この本のタイトルでもある「7つの習慣」について、第1の習慣はこれこれで…という話は割愛しますが、
いくつか印象に残っているキーワードを挙げてみようと思います。
パラダイム・シフト
「パラダイム・シフト」…なんだかかっこいい響きですね(笑)
この響きで気に入ってしまったフシもありますが、要するに
「見かた(視点)を変える」ということでしょうか。
自分の考えに固執しいないで、他人の考えかたを知る、そして理解する、といった感じでしょうか。
Win-Win or No Deal
「Win-Win」という言葉は比較的よく耳にしますが、「No Deal(取引しない)」という考えもあるのだなあと、新鮮に思いました。
お互いに満足でき、合意できる解決策を見つけられなかったら取引しない、という選択肢もあるよ、ということです。
これって当たりまえのことですが、現実の取引ではWin-Winまたはどちらかが損、みたいなことが多いと思います。
そしてその「損」の方をどうしても取ってしまいがちだったりする自分もまた自覚があります。
そこで敢えて「No Deal(取引しない)」というのは、私にとってはある意味「目からウロコ」な考えでした。
シナジーを創り出す
1人+1人は「2」ではなく、もっと大きな力を発揮することができる、と言った内容です。
確かにこのような現象を感じることは、私は特にスポーツにおいて、テレビなど見て実感することがあります。
でも実際には、日々自分が過ごしているさりげない日常の中でも、きっと活用することができるんだろうとは思います(実際できているかは別として)。
ちょっと別の話になりますが、以前スピリチュアル系の本だかネット情報だかを見ていて
「人の遺伝子は遠ければ遠いものが交わった方が力を発揮するようにできている」
というのを見たことがあります。
「遠い遺伝子が交わり続けてどこに行っても多種多様な人がいる世界になれば世界は平和になる」
みたいな内容だったと思います。
私はこの考え方に「なるほど」、と思いました。
確かに、これもスポーツの世界の話になりますが生粋の日本人では出せないような記録を、ハーフの選手たちがどんどん出していますよね。
動物の世界なら、「雑種」と呼ばれる犬の方が、体も強く、たくましいイメージがあります。
そんな感じで、これは人間だけではなく、動物も、そして物理的に家を建てるときなども、
1本よりも2本、2本よりも3本の方が、乗算的に強い構造になるんだと思いました。
7つの習慣実践会を終えての感想
「7つの習慣実践会」を終えて、何か変わったかというと…変わってはいません(笑)
実践会のファシリテーターさんは、「7つの習慣」に出会って人生が変わった、と言われていますし、
ネットにもそのような情報を多数見かけます。
おそらくそれは、私の学びが足りないからであって、
この実践会には本を覚えるぐらい、何度も参加しないと身に付かないんだと思います。
それでも、このブログに書いたようにほんの少しでも印象に残ったキーワードがあればそれでOkじゃないかな、と思っています。
今後また、実践会に参加する機会があれば、その時はまた参加するかもしれないし、しないかもしれない、そんなところが正直な感想です。
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