みんな大好きな「フェリシモ」にタロットレッスンのプログラムがあるとのことで注文して、講座を最後まで勉強してみました。
全てを終えての「良かった」と思う点、「悪かった」と思う点を正直にレビューしたいと思います。
フェリシモ タロットレッスンプログラム を受けての感想
フェリシモのタロットレッスンプログラムは1980円(税込)×6回の定期便です。
6回合計で11880円(税込)ということですね。
それぞれ、テキストとカードの一部などがセットされてきます。
フェリシモのタロットレッスンプログラムを受けてみての感想は、私には合わなかったな・・・というのが正直なところです。
気になったところを挙げると、
・テキストの内容が薄く、カードの意味よりインスピレーションを重視している。
・カードが5か月でようやく揃うので、それまでに新しいデッキを買ってしまう。
という感じです。
このあと、毎回届く内容などの感想をそのつど書いたものがありますので、載せておきます。
フェリシモ タロットレッスンプログラム 1回目の感想
1回目の内容は、テキストとノート各1冊、カップの数字カード10枚でした。
カードはちょっと薄め。でもイラストはかわいいし忠実に描かれて初心者でも読みやすいです。
カードを入れるポーチが最後の月(6回目)に届くようなのですが、できれば最初に届けてほしかった・・・
あと5か月、どうやって保管したものか、悩みます。
テキストは、タロットを全く触ったことがないぐらいの初心者向けで、
ちょっと内容が薄いかなと思いました(フェリシモさんごめんなさい)。
でも、少ない枚数ではじめられるのでとっつきやすいと思います。
気になったのは、テキストの内容が基本的には「絵柄読み」を軸にしてるような作りになっている点です。
タロットカード1枚1枚のキーワードはさらっと触れる程度で
絵から受けるインスピレーションをじっくり掘り下げて読もう、みたいな内容でした。
どっちかというとオラクルカードのリーディングっぽい印象です。
カードを見て自分が受けた印象などを書き込むページがあるのですが、
間違った解釈や、似たような意味に読んでしまいそうで、
これで大丈夫なのかな、と不安になりました。
もちろん、タロットの読み方は正解はなく、自分の印象が大切なんだとは思いますが、
カードが78枚あって、それぞれに意味が割り当てられているのもそれだけの役割が
必要だからだと思うのです。
演劇でいうなら、細かい役割をそれぞれ演じているみたいな。
悪い役もあれば良い役もあり、良い役の中でもいろいろあると思うのです。
なので、最初から絵柄から受けるインスピレーションで占ってしまうのは自己流のワンパターン解釈になりそうで、なんだか不安だなと思っていまいました。
基本の意味と並行して、さらに自分のインスピレーションを追加で記入するような
内容だったらよかったのに、と思いました。
とはいえ、まだ1回目なのでこれからじっくり、カードの意味を掘り下げていくのかもしれませんが・・・
もし、今からタロットの勉強をしようと思っている方であれば、
書店で毎月1冊本を買って、じっくり半年やるほうが同じコストで10倍ぐらい身に付きそうな気はします。
かる~くタロットに触れてみようかな、という方にはお勧めです。
途中で解約できないというのはネックですね。
フェリシモ タロットレッスンプログラム 2回目の感想
フェリシモのタロット講座(2回目)が届きました!
今回は、ワンドのカードが10枚と、ペンタクルが5枚です。
前回分と合わせて25枚になりました。
付属のノートは前回と同じものです。
練習はインスタで写真に残していたのですが、手書きの方が見返したとき楽しいので、
ノートがあるうちはノートに手書きで記録しています。
テキストは、2枚引きと3枚引きが紹介されています。
やはり物足りないボリューム感は否めません。
気軽にチャレンジしたい方にはオススメですが、ガッツリ勉強したい私には失敗したかなぁというのが本音です。
あと、25枚で占う中途半端感よ・・・。
フェリシモ タロットレッスンプログラム 3回目の感想
フェリシモの タロットレッスンプログラム 3回目が届きました!
テキストには、今月届くカードの説明(キーワードが少し)と、
新しいスプレッドの紹介です。
カードそのものの意味の解説はありません。
40ページちょっとですが、半分は「このカードを見て思い浮かぶイメージを書きましょう」みたいな記入式のワークです。
このワークが曲者で、逆位置もあるんですよ。
「色のイメージは?」とか「人物や場所から感じたことは?」と4つの質問について、書き込むスペースがあるのですが、色のイメージとか逆位置でもあまり変わらない・・・
なので途中から逆位置を書くのが苦痛になって、やめてしまいました。
ここは、「逆位置だったらどう感じる?」という項目を増やすだけでよかったのではと思います。
カードの意味はほとんど解説がなく、ひたすら自分のイメージを膨らませて読むスタイルはやはり、「やって意味があるんだろうか」と思ってしまいます・・・
付属のノートは、結構使っています。
やはり手書きの方があとから見直すのが楽しいですね。
カードは、毎月10枚~15枚ずつ届くので、3か月目にしてようやく小アルカナの数字カードがそろいました。
できれば、大アルカナあるいは小アルカナのどちらかをセットで初月に欲しかったです。
小アルカナの一部で占うというのは、ちょっと中途半端な気がして結局使っていないです。
途中解約ができないので、勉強代と思うことにします。
フェリシモ タロットレッスンプログラム 4回目の感想
「フェリシモタロットレッスンプログラム」の4回目が到着しましたー!!
前回で小アルカナがそろったと思っていたのですが、
今日コートカードが届いたってことはまだだったみたい。
次回大アルカナが届くのかな?
5か月で78枚が届くシステムに、悪意を感じます…。
タロットを学びたいと思っている人に、まずは必要なものはタロットカードだと思うのですが、
そのカードが揃うのに5か月もかかるというのは、受講者としては困りますね(汗
実際のところ、届いたテキストの内容を1回通してやるのには届いた揃ってないカードを使ってやりますが、
その後は持ってるライダー版カードのデッキで日々練習しています。
フェリシモ タロットレッスンプログラム 5回目の感想
フェリシモのタロットプログラムレッスン(5回目)が届きました。
今回大アルカナが届いて、これでようやく78枚のフルデッキが完成です~!長かった~!!
フェリシモのタロットカードは私が持っているどのカードよりも小ぶりなので、
机の上などでもシャッフルしやすいと思い、78枚が揃うのを楽しみにしていました。
最近、大アルカナ、コートカード、数字カードを別々に分けて使うカードが1セット欲しかったので、待ち遠しかった。
あやうく今日Amazonでライダー版の小さめサイズをもう1セットポチるところでした。
(後日談:結局買いました…笑)
本の方は、ようやくヘキサグラムなどのスプレッドが登場です。
大アルカナを1回目に届けてくれたら、小アルカナなしの占いなどもやることができたのに・・・と思います。
フェリシモ タロットレッスンプログラム 6回目の感想
6回目はようやく!
ポーチが届きました!
思いのほかしっかりしている!
なので、箱がキツキツの鳥タロットを入れることにしました!
(フェリシモのカード入れなさいよ・・・)
うん、良い感じです!
紐を巻くと、フクロウさんが隠れてしまうのが難点。
フェリシモのカードは、半年間丸裸にするわけにもいかず
別のポーチに収納済みなのでご心配なく。
フェリシモ タロットレッスンプログラム を勉強してみての感想
フルデッキが揃ってから2か月ほどたったのでここらでカードそのものの感想をまとめておきます。
【フェリシモのタロットカードの良いところ】
・ちょっと小ぶりなサイズ感が扱いやすい
・カードが薄めなのでシャッフルしやすい
・ライダー版に準拠しているので初心者でも使いやすい。またライダー版で怖く見えるカードもイラストがほんわかしてるのでマイルドな感じ。
画像は右がライダー版、左がフェリシモのカードです。
【フェリシモのタロットカードの残念なところ】
・裏面の色(青)が、毎回届くたびに微妙に印刷の濃さが違う。なので裏返していてもなんとなく「これは大アルカナだな」とわかってしまう。
・カードが薄くて扱いやすい分耐久性が弱く、すぐ縁が白くはげる。
こんな印象です。
あと、これはあくまで個人の印象ですが、「黒」の使用が極力抑えられているせいか、メッセージもちょっとぼやけるというか
目が悪いけど眼鏡を忘れた、みたいな感じだなぁと思っています(わかりにくい?)。
現在ライダー版のカードとフェリシモのカードを両方日々使っていますが
ライダー版は、タロットの講座の動画や本を読むときなどの勉強時に使っています。
ライダー版の絵をしっかり覚えたいのと、勉強時は特定のカードを取り出してのワークの指示があるので、ある程度整理された状態(大アルカナ、小アルカナ、スート別)で保管しています。
フェリシモはライダー版に準拠しているので、占いの実践用に使っています。
そういうわけで、フェリシモのタロットカードのレビューでした。
※この記事は、2020年にアメブロで書いた記事をまとめたものです。
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